むかしお釈迦様が、ビワの葉や種・木の皮・実を使って、村人の病気を治しておられました。
その教えは、聖武天皇のころ中国の僧医によって伝えられ、
聖武天皇のお妃・光明皇后が「施薬院」(現在の病院の原型)を造られ病で苦しむ人々の救済にあたりました。
そしてその治療は、僧侶によって全国のお寺にも伝えられました。境内にビワの木を植え村人にビワ葉療法をしました。(静岡県の禅寺「金地院」では、ビワの葉に経文を書いて火であぶり患部を撫でる方法がとられてました。)
それからのち、ビワの葉をあてた上からお灸する方法が生まれました。
そして、ビワの効能を日本に広めたのは各地の薬売りでした。
また、京都の烏丸の「ビワ葉湯」は、健康増進のため知ら飲みれた物でした。
しかし、ビワ葉の上にもぐさを置いてお灸することはむずかしく火傷や火の取り扱いなど単独で行うには困難な技法だったのです。
そこで、もぐさを利用しやすいように考え出されたのが圧縮の棒状もぐさを使用した「ビワキュー」が開発されました。
さらに開発をすすめビワキュー器具を二本同じに使用する「陰陽打ち抜き灸」を完成ビワキューは世界特許取得の医療器具です。
直接皮膚におかず間接的に温めた空気が皮膚を開きビワの成分が体内に入りやすくなり相乗効果を生み出すのがビワキューです。熱くなく火傷もなく気持ちのいいお灸療法です。
また、最近では電気のお灸「なごみ和」を開発し、
さらに安全で取り扱いやすくなりました。そして家庭でビワキューを楽しんでおられる方が増えてこられました。
また、近頃では、女性でお灸を楽しんでおられる方々を巷では「灸ガール」と呼び静かなブームとなって来ています。